3月18日 今日は・・・ [管理人日記(雑記帳)]
3月18日 今日は・・・
「精霊の日」
万葉集を代表する歌人の柿本人麻呂、女流歌人の和泉式部と小野小町、この3人の忌日が3月18日であると伝えられていることから記念日となっています。
精霊は「しょうりょう」と読み、死者の霊魂をさしています。
「明治村開村記念日」
1965(昭和40)年、愛知県犬山市に博物館明治村が開村しました。
博物館明治村は明治の建築物を保存展示する野外博物館です。
「点字ブロックの日」
岡山県視覚障害者協会が2010年に制定。
※ 2種類の点字ブロックの意味は?
歩道や駅のホームで、誰もが目にしたことがある黄色い突起状の「点字ブロック」。
点字ブロックは正式には「視覚障害者誘導用ブロック」といい、視覚障がい者の安全な歩行を助けるために、発明家三宅精一氏が発明したものです。
目の見えない方が足の裏の感覚で存在や形状を確認できるように、4本の平行の線の「誘導ブロック」と点状の突起が並んだ「警告ブロック」の2種類で構成されています。誘導ブロックで「進む方向はこちらですよ」と進行方向を案内し、警告ブロックで階段前や横断歩道の前、誘導ブロックが交差する分岐点、案内板の前、障害物の前、駅のホームの端などで「一旦停止して下さい」と警告します。この「誘導ブロック」と「警告ブロック」によって、視覚障がいを持つ方は方向を見失わずに進むことができるのです。
※ 点字ブロックはなぜ「黄色」?
点字ブロックといえば、目立つ黄色が特徴ですね。視覚障がいの方は目が見えないので何色でもいいのでは?と思う方もいるかもしれません。
実はこの黄色には大きな役割があるんです。視覚に障がいを持つ方の中には、全く目がみえない「全盲者」とかすかに視覚がある「弱視者」がいます。
私たちにとっては目を引く赤色の禁止表示も、色覚障がいのある人にとっては逆に赤は全く目立ちません。そのため、視力の弱い方でも識別しやすい黄色が推奨されています。
しかしながら、実は点字ブロックには色についての法的な規定がありません。
そのため、美しい景観を重視して歩道と同系統の色を使った点字ブロックが増えているのです。これには、点字ブロックを設置する側の意識改革がどうしても必要となっているのが現状です。