7月7日 今日は・・・ [管理人日記(雑記帳)]
7月7日 今日は・・・
旧暦の7月15日の夜に戻って来る祖先の霊に着せる衣服を機織して棚に置いておく習慣があり、棚に機で織った衣服を備えることから「棚機(たなばた)」という言葉が生まれました。 その後仏教が伝来すると、7月15日は仏教上の行事「盂蘭盆(盆)」となり、棚機は盆の準備をする日ということになって7月7日に繰り上げられた。
これに中国から伝わった織女・牽牛の川を渡って年に一度だけ会うことができたという伝説が結び附けられ、天の川を隔てた織姫(織女星、こと座のベガ)と彦星(牽牛星、わし座のアルタイル)が年に一度の再会を許される日とされた。
この伝説が日本に伝えられたのは奈良時代のことですが、それが日本の七夕信仰と結びついて、年中行事の七夕へと発展したといわれています。
皆さんも子供の頃に短冊をつるして織姫と彦星に願いごとをしたのではないでしょうか?
毎年7月7日にあわせて、願いごとを書いた色とりどりの短冊や飾りを笹の葉につるし、星にお祈りをする習慣が今も残っています。
そして七夕の夜、気になるのは雨が降ると織姫と彦星は会えないという伝説ですね。しかし、これは地域によって言い伝えが異なっており、雨でも二人は出会える、雨は織姫の嬉し涙である、雨の水によって穢れが洗われる、と伝わるところもあります。
「ラブ・スターズ・デー」
銀座と有楽町のデパート7店が1988年に、七夕の日を「ラブ・スターズ・デー」と命名して共同宣伝をした。
「サマーラバーズデー」
新宿地区のデパートが1990年に制定。
七夕に因んで意中の人にプレゼントをする日。
「サマーバレンタインデー」
サマーバレンタイン実行委員会が1986年に制定。
古くから「七夕」の伝説により夏の愛の日とされるこの日を、家族や恋人や友達に愛情や友情、感謝の気持ちなどを伝えるためにスイーツを贈る日にと株式会社メリーチョコレートカムパニーが提案し、1986年に制定。
サマーバレンタインの時に贈るプレゼントは2月のバレンタインデーの時よりは固定化されていませんが、やはり「チョコレート」や「洋菓子」が定番として贈られているようです。
また、サマーバレンタインに「ひまわりの花」をプレゼントすることを推奨する動きもあるようです。
株式会社メリーチョコレートカムパニーは1958年に「2月14日に女性から男性にチョコレートを贈る」というバレンタインデーの習慣を提唱し、素敵なコミュニケーションの機会を社会に与え続けてきた企業であることから、記念日名に「メリーの」と冠されています。
「川の日」
建設省(現在の国土交通省)が、近代河川制度100周年にあたる1996年に制定。
七夕伝説の「天の川」のイメージがあり、7月は「河川愛護月間」であることから。
「竹・たけのこの日」
全日本竹産業連合会が1986年に制定。
日本缶詰協会等の産物関係者の話し合いの席上で「竹取物語のかぐや姫が竹の中から生まれた日は7月7日ではないか」という話になり、この日に決定された。
「ゆかたの日」
日本ゆかた連合会が1981年に制定。
七夕の日、女の子は色の附いた糸を結び、7本の針と瓜を供え、裁縫の上達を祈り、衣類に感謝していたという中国の故事に因んで。
若い人たちにも、ゆかたの美しさを見直し親しんでもらうきっかけにしてもらおうという狙いもある。
「乾麺デー」
全国乾麺協同組合連合会が1982年に制定。
七夕の日に、素麺を天の川にみたてて食べる風習があったことから。
「ポニーテールの日」
日本ポニーテール協会が1995年に制定。
7月7日が「七夕」「ゆかたの日」であり、ポニーテールが浴衣に似合うこと等から。
「香りの日」
全国化粧品小売協同組合連合会中部ブロックが1991年に制定。 七夕に因んで「化粧品を買ってプレゼントしよう」と販売促進の為に提唱した。
「冷やし中華の日」
この日が二十四節気の「小暑」となることが多く、夏らしい暑さが始る頃であることから。
「カルピスの日」
1919年のこの日、ラクトー(現在のカルピス)が乳酸菌飲料のカルピスを発売した。
「ギフトの日」
全日本ギフト用品協会が1987年に、同協会が社団法人化されたことを記念して制定。
七夕は牽牛と織女が年に一度出会う日ということから。
「世界遺産の日 [和歌山県]」
2005年3月に和歌山県で制定された「世界遺産条例」で定められた記念日。
2004年のこの日、「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界文化遺産に登録された。