12月18日 今日は・・・ [管理人日記(雑記帳)]
12月18日 今日は・・・
「東京駅の日・東京駅完成記念日」
1914(大正3)年、東京駅の完成式が行われました。
東京駅は日清戦争とその後の日露戦争が終わった1908年から建設工事が本格に行われ、6年半かけて完成。
12月20日に開業し、東海道本線の起点が新橋駅から移されました。
丸の内駅舎を設計したのは、日本の近代建築の父と呼ばれる建築家の辰野金吾氏。
辰野氏が「堅固」と称するほど、当時としては最高の耐震対策を施した駅舎でした。しかし、建物への致命的なダメージは避けながらも、関東大震災では屋根の一部が崩れ、1945年の東京大空襲では3階部分と屋根のドームが焼け落ちてしまいました。
その後は応急処置的な工事で使われ続けましたが、2007年にようやく「東京駅丸の内駅舎保存復原プロジェクト」がスタート。
文化財の修復では建てられた当初の材料を使用するのが原則となっているため、手間と時間がかかる作業となりました。
現在の東京駅で皆が上を見上げて写真を撮っているのが、丸の内北口と南口のドーム型の天井。
この天井の八角形の各点をよく見ると、鷹がいるのです。
この鷹は稲穂を持っているのですが、日本の稲作が稲穂を持った鷹によって始まったという伝説にちなんでいるそうです。
「国連加盟記念日」
1956年12月18日に国際連合の総会で全会一致により、日本の国際連合への加盟が可決されたことに由来します。
1952年には既に加盟申請を出していましたが、冷戦下の当時は旧ソ連に認められませんでした。1933年の国際連盟から脱退した日本にとっては23年ぶりの国際社会復帰の日となりました。
「国際移民デー(International Migrants Day)」
2000年の国連総会で制定。
1990年のこの日、国連総会で「すべての移民労働者とその家族に人権保護に関する国際条約」が採択されました。
「納めの観音」
1年で最後の観音の縁日。