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9月16日 今日は・・・ [管理人日記(雑記帳)]



9月16日 今日は・・・
「マッチの日」
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 1948(昭和23)年のこの日、それまで配給制だったマッチの自由販売がはじめて認められました。
 日本のマッチの国産化に成功したのは、フランスに留学していたは明治の実業家・清水誠。
 清水は金沢藩士の子であった文部省留学生となりフランスの理工系の名門エコール・サントラル・パリに留学。
 宮内次官吉井友実とパリのホテルで話した際「外貨不足の際これを日本で作れないだろうか」と言われたことをきっかけに、帰国後公務につく傍らマッチの製造に着手し、東京で黄燐マッチ製造工場を操業する新燧社を1875(明治8)年に設立し、日本のマッチ工業の礎を築きました。
 また、安全マッチ(マッチ箱の摩擦面に擦らないと発火しないマッチ)は、1879(明治12)年から製造し、翌年からは輸出するまでになっていました。
 ちなみに、当時の輸入マッチは小箱一個が米4升とほぼ同じ価格という高級品でした。
 最近では一度濡れてしまうと使えなくなるという欠点からライターにその座を奪われた上、喫煙率が低下したことなどによって、どんどん生産規模が縮小されているマッチ。
 子供たちにとって「マッチ売りの少女」の中でだけで出会う、おとぎ話の中の道具になる日も来るかも知れませんね。
 独特のリンの香りやクラシカルで味のあるラベルのデザインなどから今でも根強く愛好している人もいるようです。
 喫煙時やアウトドアやキャンドルをともす際など、たまにはマッチ箱を手に取って独特の感触を味わってみてはいかがでしょうか。
「競馬の日・日本中央競馬会発足記念日」
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 1954年(昭和29年)のこの日、日本中央競馬会(JRA)が農林省(現在の農林水産省)の監督の下で発足したことに由来。
 それまで競馬は農林省蓄産部が運営する国営競馬でしたが、吉田茂政権の行政改革の一環で日本中央競馬会法が制定され、JRAが設立されるに至りました。
 日本中央競馬会の主な目的には、競馬の健全な発展、畜産の振興、国や地方公共団体の財源の確保、馬文化の普及、スポーツとしての楽しみの提供などがあります。
 近年では「進撃の巨人」「おそ松さん」「けものフレンズ」など人気のアニメや漫画とコラボ。
 競馬にあまり親しみのない若年層への認知の拡大を狙って様々なキャンペーンを行っていることでも知られています。
「ハイビジョンの日」
 通商産業省(現在の経済産業省)が制定。
 ハイビジョンの画面の縦横の比率が9:16であることから。
 この日とは別に、11月25日が郵政省(現在の総務省)とNHKが制定した「ハイビジョンの日」となっています。
「国際オゾン層保護デー・オゾン層保護のための国際デー(International Day for the Preservation of the Ozone Layer)
 1995(平成7)年の国連総会で「9月16日を国際オゾンデーとする」ことを決議。国際デーの一つ。
 1987(昭和62)年、「オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書」が採択されました。
 1999(平成11)年までにフロンガス等の消費量を半分にする方針が決定され、日本等24か国が議定書に調印しました。
「独立記念日 [メキシコ]」
 1810年のこの日、メキシコ・ドロレス教区のミゲル・イダルゴ神父がメキシコの独立を訴える演説を行い、最後に「メキシコ万歳!」と叫びました。
 これによりメキシコ独立革命が始まりました。
 メキシコは300年近くスペインの圧制に苦しめられていました。
 独立宣言等が行われた日ではないのですが、この日が独立記念日とされ、メキシコ全土では前日からお祝いが行われます。
 イダルゴ神父の叫びは「ドロレスの叫び」と呼ばれ、この日、メキシコ大統領が国民広場のバルコニーに立ってこの言葉を叫ぶのがならわしとなっています。
「独立記念日 [パプアニューギニア]」
 1975年のこの日、パプアニューギニアがオーストラリアの信託統治から独立しました。
「マレーシアの日 [マレーシア]」
 1963年のこの日、マラヤ連邦とイギリス保護国北ボルネオ・イギリス領サラワクが合併してマレーシアが成立しました。



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