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珍しいハエ [記憶しておきたい事]


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発見は今から100年ほど前
アラブ首長国連邦で1910年に発見されたハエ

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透明な翅(羽)の中にアリの模様があるのが特徴
学名はGoniurellia tridens
ラテン語の語彙がそれほどあるわけではないけれど
見た目の通り、the three-in-oneという意味が学名にあるらしい

このアリの模様、きれいに6本足に2本の触角を持ち
さらに頭部、胸部、腹部に分かれていて、完璧に昆虫を表現している

G.tridensは約5000種ほどいるハエ目ミバエ科(tephritidae)
のハエの1種で、ミバエ科のハエの多くは
カラフルなカラー/模様を持つことが知られている

またアラブ首長国連邦にいるミバエ科には
単純なものから複雑なものまで27種類ほど
G. tridensのように翅に絵のような
模様を持つ種が存在するらしい

 専門家によると、このハエは
捕食者に襲われた時に翅を広げ、
捕食者が混乱している隙に逃げる行動を取っているらしい
また、この飾り付けは捕食者からの逃亡に加え
絵が正確であればあるほど
生殖上の優位もあるのではないかと推察されているそうです

繁殖率が多くなるほど 奇麗な遺伝子が
後の世に残るってことですね

より繊細になって行くということかな?



自然って 凄いですね











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