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白龍 [管理人日記(雑記帳)]

(過去の記憶)

あれは高校何年の時だったかな?冬休みに入る前の事だったかな?
寒かった。
水戸市内の高校に通っていたのだが
路上で 針金を上手に曲げて 自転車ブローチとか
作って売ってる人とか 怪しげな占い師とか たまに出没していたが
何か 売りつけられそうで 怪しげな占い師とかには
極力 目を合わさないタイプでしたが

ある日
金色の墨(?)を使って 一筆書きで 登り竜と下竜を描く人が居て
「すごいな!」って 目を奪われました。
すすすーって 近寄って行くと 集まっていた人を払い 店仕舞いを始めたので
少しがっかりして その場を離れようとしたら…

あなたの来るのを待ってたんだよ!と 呼び止められました。
近くにラーメン屋があって 寒いからそこに行こうかって誘われました

相手は じいさん

ナンパ?

寒いからラーメンを食べようって言って来たので なんとなく?
1番安い ふつーーーのラーメンを頼みました。

じいさんは 私の両手を握って 膝と膝の間に挟み 話し出しましたが
あまりの事にビビって 話は 半分も入ってこない(笑)


白龍と名乗るじいさん曰く
私の今後における 全ての事を話してくれました
こんな人と出会って こんなことがあって とか

でも、夢見る女子高生には何のことやら?で
しかも このじいさん 私の手を握ってなんなの?
と まじ 話 半分以下でした。

それから 1週間くらい 会うと店仕舞いし 私とラーメン屋へ行き
が 続いたのですが、
路上で 占いや絵を売って食っていけるんだろか?の心配の方が
強い私には ご馳走してくれてるラーメンも 喉をうまく通らず
相変わらず 話は 半分以下


「きっと 私が話したことは 忘れるだろうが、きっと 過ぎたころに思い出すだろう。
ただ、忘れてはいけないのは 必ず 幸せになるから」とだけ言い残して
多分 新入生の試験か何かで学校が休みだった 後から
その場所に行っても 2度と会う事は無かった。

その後私は 色々なことがあった
過ぎて思い返すと 全て 恐ろしいくらいに そのおじいさんが言っていたことが
当っている。

そして時々 本当にあの時、あのおじいさんに、私は会っていたのだろうか?
って 思う時があります。
紙の裏と表に 球をムンズと掴んだ竜と 球を銜えた竜
(どちらかが)登り竜と下り竜の絵を描いてもらったのですが、
棄てては居ないだろうに 探したけど見つからなかった。


小学校3年生の時、愛犬リッキーと散歩をしていた時
何か 宝物を見つけたような気がして、映画トトロ
メイちゃんが 夢中でトトロを追ったみたいに
私が捕まえたものは 生まれたばかりのピンクの蛇の子だった

母は 蛇どころか 長いものが大嫌いで
父は 蛇が好きだった。
しばらく飼っていたら 白蛇になったのだが
部屋に来て白蛇を見つけた母が 階段から落ちて救急車に運ばれ
おばあちゃんに 捨てて来なさい! って怒られて
棄てられずに泣いていたら

幼馴染の広島やっちゃんのお母さんが
米蔵の鼠を退治するのに、猫は餌が要るが
蛇が居たら助かるから 私の倉で飼ってもいいか?
と 言われ、飼ってもらった蛇がいた。

青大将なのだが 3年くらいしか生きなかった覚えが…

時々 あの時の白龍さんって あの時の蛇さんだったのかなぁ?
なんて 思う時がある。

この先の人生 全て聞かされている。でも 幸いなことに?
過ぎてみて初めて当たってる!って 思うだけで、覚えていない

覚えているのは1つ
「必ず 幸せになる」

人は 明日急に ぱったりと死ぬかもしれない
だから私は毎日 悔いが無いように楽しく 楽しく過ごしている
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