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絶滅危惧難解苗字ベスト10 [気になった 名字]


第1位:一尺八寸(かまつか)
【読み】かまつか・かまづか
全国人数およそ20人
その昔、釜の長さが一尺八寸もあったと言う
言い伝えから発祥した名字
「鎌塚」や「釜塚」に関連する
兵庫県に少数みられる

第2位:四月一日(わたぬき)
【読み】わたぬき
全国およそ10人
「綿貫」と語源をともにする
現千葉県北部である下総国葛飾郡発祥ともいわれる
桓武天皇の子孫で平の姓を賜った家系である
平氏(桓武平氏)千葉氏族

第3位:目(さっか)
【読み】さがん・さっか・さかん・しゃがん
め・もく・さつか・さがみ・めっき
全国人数およそ700人
太政官制の四等官(主典)のことをさす
近年、山口県や大阪府に多数みられる
大宝令における四等官の目に由来し
その子孫にあたる
目とは目のような形をした細長い
地形が語源である

第4位:春夏冬(あきない)
【読み】あきない
詳細不明

第5位:八月一日(みずほ)
【読み】みずほ・はっさく・やぶみ・ほづみ
全国人数およそ80人
穂積氏、源氏などにもみられる
穂積氏の異形であり、旧暦8月1日に実る稲の穂を
摘み贈る風習が語源と言われる
語源は稲穂を積んだ稲塚
古代からの神事に携わる名族
群馬県、高知県、徳島県、岐阜県、静岡県
は特に多くみられる

第6位:缶(ほとぎ)
【読み】ほとぎ
全国人数およそ10人
仏木に語源をともにする
伝統的な名字である
近年、石川県金沢市などにみられる

第7位:一(にのまえ)
【読み】はじめ・いち・かず・にのまえ・よこいち
いちもんじ・ひともんじ・かずと・でかた
全国人数およそ370人
語源は一の村、一の坪、一の庄などの当て字
とされる諸説ある
近年、熊本県や福岡県、新潟県に多くみられる
地名も各地にみられる
「一」は縁起の良い数とされる
また二の前だから「にのまえ」と呼ばれるようになった
同級生に「にのまえ」さん 居ました

第8位:小鳥遊(たかなし)
【読み】たかなし
全国人数およそ30人
高梨からの転化
清和天皇の子孫で源姓を賜った氏(清和源氏)
井上氏流の名族
信濃国高井郡高梨邑を領した高梨盛光が、長男に「高梨」
次男に「鳥楽(たかなし)」、三男に「小鳥遊」
四男に「仁科」の姓を与えたことから
意味は読んで字のごとくである
なお、次男の鳥楽氏は文献によっては鳥遊氏であったり
あやふやなところがある
小鳥が遊ぶ=天敵の鷹が居ない=タカナシ
また近年の創作物では頻繁に使用される苗字である


第9位:月見里(やまなし)
【読み】つきみさと・やまなし
全国およそ270人
清和天皇の子孫で源姓を賜った氏(清和源氏)
(現山梨県である甲斐国山梨郡)
桓武天皇の子孫で平の姓を賜った家系である
平氏(桓武平氏)(現千葉県北部である
下総国千葉郡山梨郷)などにもみられる
一族が増加し、封地を分割する際、山梨氏の
よみを残したとされる

第10位:薬袋(みない)
【読み】みない・みなえ
全国人数およそ1,500人
現山梨である甲斐国巨摩郡薬袋村が起源(ルーツ)である
和気延成が皆井村を賜り薬袋を名乗ったとされる
熊本藩にもみられる
武田信玄が薬袋を落として届けた際
「中身を見たか」と問うたところ
見ていないと言ったことからか
薬袋を持っているのを見たことが無い
(くらい元気)といった具合の話が由来の
出所として多数残されている




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