ファースト キャットのこと

（過去の記憶）

もの心がつく前から　動物と一緒で、
子どものころは　親に「この犬飼っていい？」とか「この猫飼っていい？」とか
何も聞いたことが無かった。

幼稚園の年中さんの時、まだ社宅に住んでた頃
リッキーの他に　ムックと言うミックスの子犬を飼った
仔犬の内にジステンバーに掛かり　安楽死を余儀なくされた
残念だった

社宅を出てからすぐに　父が御前山村に子犬が産まれている家がある
と　どこからか聞きつけてきて　一緒に行って　子犬をもらって来た
クマゴロウみたいな犬だったので　マックと名付けた

社宅が取り壊されるって事で　近所はみるみる　家が建ち
一斉に　子犬を飼う家が急増した。

だが　なぜか　次々に居なくなった。
変態性の人が住んでいて　次々に殺したのだ
家のマックも　その中の１匹だったが
マックは　まだ小さかったのに　賢かったので
自力で帰って来た。
だが　翌朝死んだ。
逃げたからか、五寸釘が刺さっていた。
犯人は直ぐに捕まった。だが　その犯人がその後

どうなったのかは知らない。

マックの後は　リッキーだけで　しばらく犬は飼わなかった。

猫は良く貰って来たが、昔は　完全室内飼いなんて考えは無く
通りに面した家だったせいもあったり、下水にネズミ駆除の毒を撒かれたりとかあって
みんなあまり長生きはしなかったなぁ

ある家で　猫が生まれた！って聞くと母が
「〇〇さんちで　仔猫が生まれたって！今度見においでって言ってたよ」
とか言うから　見に行くと、そこの家の人が「どの子が可愛い？」
って聞くから「この子！」って言うと「お母さんも　その子が可愛いって言ってたわ。
あと　何日かしたら親から離せるから　その頃またおいで」と言われ
何も考えずに　行くと　１匹持たされ、連れ帰ると母が「あ♪　やっぱりその子にした？
その子可愛いよねｗｗ　名前何にする？」って感じで…
特に　何かを飼う事は　なんだか　自然だった？

でも！　抱いて寝ようとすると母が「あなたは寝相が悪いから　潰したら大変だから
私が抱いて寝るから」と　取り上げられてた感が？

６年生の時、近所でシャムネコとペルシャ猫を掛けた人が居て
真っ白いオス１匹と　シャム柄の長毛の雌猫が数匹産まれていて
たぶん　ヒマラヤン？が　母のヒHITだったんだと思うんだけど、
１匹だけ生まれた短毛の白猫、捨てて来るなんて言うから
その白猫を貰う事にして連れ帰ったら　母が
期待外れだったのか「え？　その猫にしたの？　その猫は要らないから
あんたにあげる！」そう言い放った。
薄うすは感じていたけど、やっぱり　今までの猫は　私の猫じゃぁ無かった！

こうして　金銀オッドアイの短毛白猫は「白い＝ちろい＝チロ」と命名され
私のfastcatになったのであった。