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人工知能が人並みの会話力を獲得 [管理人日記(雑記帳)]

13歳少年になりすまし成功 人工知能が人並みの会話力を獲得

約65年前に提唱された、人工知能の知性を測る有名なテストで、初の“合格者”が今月誕生した。テストは、人間と判別できないほど高度な会話ができるかどうかを確かめる内容。米国在住のロシア人、ウラジーミル・ヴェセロフ氏、ロシア在住のウクライナ人、ユージーン・デモシェンコ氏が開発した「ユージーン」が見事に質問者をだました。

行われたのは65年前に提案された「チューリングテスト」と呼ばれる。人工知能と本物の人間を相手に、キーボードを通じた会話(チャット)を5分間行い、どちらが人工知能であるかを見破られなければいいというもの。人工知能と本物の人間とを相手に、人工知能が質問者の30%をだますことができれば合格だ。計算機学者で第2次世界大戦で暗号解読者として活躍した英国のアラン・チューリング氏(1912~54)が1950年、「機械は考えることができるか」というテーマで、人工知能の一つの到達目標として設定した。

今月7日に英国の王立協会(ロンドン)で行われたテストで「ユージーン」は、30人の質問者のうち10人、つまり33%をだますことに成功し、目標値をクリアした。主催した英レディング大で客員教授を務めるケビン・ワーウィック氏は、「人工知能の分野では、チューリングテストほど、象徴的で議論が絶えないテストはない。今回のマイルストーンは、最もエキサイティングな出来事として歴史に残るだろう」としている。



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