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ルーマニアのブラン城 [記憶しておきたい事]


ルーマニア・トランシルヴァニア地方のブラン城

トランシルヴァニアブラン城は、崖から削り取られたような形で、まさに「不気味」という言葉がぴったり


ブラン城(ルーマニア語:Castelul Bran カステルル・ブラン、ドイツ語:Torzburg、ハンガリー語:Torcsvar)は、ルーマニアの南部・トランシルヴァニア地方のブラショヴ県南部の山中に位置する古城。
歴史的・建築学的な遺跡である。


ブラン城は、アイルランドの作家ブラム・ストーカーによる小説「吸血鬼ドラキュラ」のなかで、ドラキュラ居城のモデルになっていることで知られています。
そのドラキュラ伝説の主人公が、15世紀に実在したワラキア公ヴラド3世。
攻めてきた他国の兵士に対して行った拷問や処刑が異常な残虐なものだったことから、ヴラド・ツェペシュ(串刺し公)という別名がある人物ですが、ルーマニアではオスマン・トルコ軍と勇敢に戦った英雄とされています。
しかし実際にこのブラン城に住んでいたのは、彼ではなく、彼の祖父ヴラド1世なので、城内は恐ろしい雰囲気を持つものではなく、中世の典型的なお城!
4階層にわたり、迷路のような階段と廊下でたくさんの部屋が繋がっており、陶器・家具・武器・甲冑などが展示されているそうです。
王の執務室も残っており、重厚な書棚にたくさんの書籍が展示されていて、地下牢には拷問道具などが展示されていて、ドラキュラという言葉から想像するようなおどろおどろしい伝説の雰囲気が漂うのはこの辺りだけ。

 中世の生活がそのまま再現されたたくさんの居室には、白い漆喰壁に重厚な木彫り装飾が施された家具、美しい装飾の陶器製の暖炉、温かみのあるシャンデリアなど、どの部屋に入っても中世にタイムスリップしたような気持ちになれるようです。


15 世紀の
ワラキア君主、「串刺し公」ヴラド 3 世は、ブラム・ストーカーのゴシックホラー小説「吸血鬼ドラキュラ」に登場するドラキュラ伯爵のモデルのひとりといわれています。
ドイツ騎士団によって築かれたブラン城は、ヴラド 3 世の祖父にあたるミルチャ老公の居城でした。
ヴラド 3 世がこの城を訪れたことはないかもしれませんが、
ルーマニア観光局は、1970 年代にこの城を「ドラキュラ城」と呼び始めました。
史実のヴラド 3 世の居城のうちのひとつは、ブラン城から西へ 2 時間ほどの山頂に遺る
ポエナリ城で、オスマン帝国との戦いの舞台として有名。

ブラン城はドラキュラ伯爵とはほとんど無関係ということですが、外観はいかにもそれらしい姿です。
(近年、城の
内部改装されたそうです)
国土のほぼ中央に位置するルーマニア第二の都市「ブラショフ」から、
ルーマニア第二の都市ブラショフから南西へ約30km、路線バスで1時間もかからないロケーションにあるブラン城。
ブチェジ山麓にあるブラン村の岩山のてっぺんに聳える中世の城塞です。
ここは、吸血鬼ドラキュラが住んでいたお城のモデルとして、観光客が押し寄せる
ブラン村随一の観光スポットで お城の麓には、お土産物屋がズラリ!
中には、ドラキュラ伝説に合わせるようなホラー感満載の建物もあったりで、すっかり観光地化されているそうです。

城内は、ドラキュラから想像される怖いイメージからはほど遠く、室内には中世の暮らしが伺える展示品がズラリ!タイムスリップしたような感覚で過ごせるそうです。

コロナ禍や 戦争など、まだまだ 世界平和とは言い難い現在
生涯 ルーマニアに行くチャンスは無いかもしれませんが、トランシルヴァニア=古城 しかも観光地
行ける事なら ぜひ訪ねてみたいものです。








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