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全盲の猫 ムスタン [管理人日記(雑記帳)]

今日は全盲の猫ムスタンが 2014年に正式譲渡された日です。

ヒマラヤから 無事生還した友だちが 全盲の猫の里親になってくれました。

2014年の遭難事故

2014年10月15日に、アンナプルナ周辺で吹雪とそれに伴う雪崩が発生。
少なくとも43人の死亡が確認されました。うち、少なくとも21人がトレッキング中の外国人で、他はネパール人のガイドやポーターでした。
怪我や死亡事故はンナプルナダウラギリの山々やその周辺の異常な激しい吹雪雪崩によるものでした。

ネパールのトレッキングにおける過去最悪の事故。
詳細
2014年10月14日ヒマラヤの範囲ネパールのマナンムスタング地区アンナプルナとダウラギリ周辺で吹雪と一連の雪崩が発生。
最悪の凍傷などの怪我をしたと報告は175人で、最大50人が行方不明と推定。
この時 現地入りしていたのは日本人15人、内10人の安否確認後、5人が行方不明で、この時の5人の内に友だちは入っていました。

内2名は千葉県のご夫婦で、死亡が確認され、2名は未だ行方不明のまま。
友だちは たまたま個人的に救助要請されたヘリに助け出され、カトマンズに降り立ち、奥さんに即座に電話し
(奥さん談)「あの目の見えない猫どうした~? ムスタンって名付けて飼うから」と
その後 凍傷が酷かったため、順番を待たずにその日の内に帰国。
そして 全盲の猫ムスタンは 2014年の今日

こちらのお宅に 正式譲渡されたのでした。


後日談で・・・・

今年も先月から 山に行っています。Pokhara から連絡はありましたが
その先は電波がないので 音信不通

10日ほど前のPokhara の写真
山の上でなければ こんなにリゾート地なんですね~ 沖縄と同じ緯度かな
緯度と経度がよくわからないや(笑)

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こんなだから、軽装でちょっとのつもりで登った人も居たのでしょう
前日まで 春めいたような陽気の翌朝、目覚めると 山小屋のドアは 1メートル以上の雪で埋まっていたそうです
1、そのまま そこに留まる
2、山を2つ越えて 下山する
3、山を登る

山小屋で一晩一緒に過ごした フランスから来た軽装の若者2人は 残る選択をして
(後日談として)亡くなったそうです
私の友達は ムスタン王国のあった地を目指して 偶然ヘリに出会って 命拾いしたそうです

山を登っている最中 ずっと 無事に帰れたら全盲の猫に「ムスタン」と命名して飼おう
って 思いながら 前に進んだそうです。



ムスタンとは ネパールの山奥の小さな村の名前だそうですが
嘗ては ムスタンキングダムと言い、王様の居た王国なんだそうです

ムスタン


ムスタン王国
1450 - 2008

国旗
125px-Mustang_flag_svg.png


250px-Mustang_district_location.png


公用語
チベット語
首都
ローマンタン

建国
1450年
ムスタン王国(Mustang kingdom)(チベット語の音からMun Tanとも綴られる)は、かつて存在したネパール領の自治王国で、2008年まで存続した。ムスタンとはチベット語で「肥沃な平原」の意味。現在はネパール連邦民主共和国ダウラギリ県ムスタン郡。


肥沃(ひよく)とは 土地が肥えていて、農作物がよくできることの意味らしい


素敵な名前を貰った ムスタン 無事安住の地を得られて 良かった(^^)


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一緒に捨てられていた ムスタンのお姉ちゃん(?) も 小美玉の 美野里花木センター譲渡会(毎週日曜日開催)で 参加した短時間に 里親先が決まり 今度の水曜日 お届け予定。 ダブルhappy


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